AMD Radeonシリーズについて学ぶブロガー勉強会 #AMD勉強会

幸運にも抽選で当たったので参加してきました。ブロガーイベント的なものに参加するのは今回が初めて。いままで興味はあったけどあまり時間てきな自由がなかったので諦めていたところが多かったのだけど、なんせ今はフリーダムなので。

どちらかと言うとAPU勉強会の方が興味があったようなところもあったけど、ちょうど今Radeon 7750を使っているということもあって、これはこれで興味深い。

しかもなんと軽食付き。軽食と言いつつ小食な今の自分には十分すぎるほどの量と質。
大変おいしゅうございました。

内容としては近年のRadeonのラインナップとヘテロジニアスコンピューティング等への取り組み、アーキテクチャの2部構成。自作の世界から数年離れていたこともあって新鮮な感じだった。

第1部ではAMDとしては今後ヘテロジニアスコンピューティングに力を入れていくという話。ヘテロジニアス?って感じだけど、簡単に言うとGPUの能力をゲーム以外の分野で使うことかな。
関連:ヘテロジニアスコンピューティングを推し進めるAMDの戦略:PC Online

特にOpenCLへの取り組みなどが紹介された。実際nVidiaの推進するCUDAよりも既にOpenCLの方が開発の方が増えているなどの話があった。写真関係でいうとアドビもCUDAからOpenCLへ移行している。今はPhotoshopぐらいだけど、今後Lightroomの方でもOpenCLに対応してくれると良いなぁと思ったりした。

あと、これは営業トークも含まれているとは思うけど、同価格帯のnVidia製品と比べると一様に性能は高いんだとか。

それから、なんかPC上でAndroidアプリが動くようなエミュレータとかマーケットの提供も予定されているらしい。これはちょっと楽しみ。

第2分のアーキテクチャ関係では、現行のラインナップはスケーラブルなアーキテクチャを元にバリエーションを構成している、という話が興味深かった。要は上位機種はより多くのプロセッサや機構を搭載してるが、エントリクラスになるほど構成が簡素化され、それにより性能の差別化が図られてる。

最後に製品のプロトタイプなんかも見せてもらったりした。これは既に製品化されているもののプロトタイプらしいのだけど、HDMIが6個もついてる。OSのマルチディスプレイだとメインのディスプレイにのみタスクバーが出て、残りは追加の画面になるのだけど、ハードウェアのマルチディスプレイ機能を使うと、複数枚のディスプレイを1枚の大きなディスプレイとして扱うことができるのだそうだ。

最後の質問コーナーでは実際に科学技術計算等に使っているという人が突っ込んだ質問をしたりして、正直ついていけなかったところもあったのだけど、普段触れない技術に触れられたりしてなかなか面白いイベントでした。

で、肝心のおみやげ。

Radeon 7770 GHz Editionですな。袋に入っていたので開けるまで気づかなかったんだけど、ベンダー各社から提供を受けているらしく、ASUS、PowerColor、Sapphireなど各社製品が配布されていました。私がもらったのはGIGABYTEの製品だったけど、価格.comだとSapphireがダントツ人気っぽいので隣の席に座れば良かったかな、とちょっと思ったりした。

Radeon 7750は1スロット、追加電源なしのタイプなんだけど、Radeon 7770は2スロット+追加電源要の製品。HPとかのミニタワー買ってたら電源的に到底付けられないところだったので、500W電源搭載のPCにしといて本当に良かった。

とりあえず一番簡単なベンチとしてWindowsエクスペリエンスインデックスを確認してみた。


結果、グラフィックス性能が6.8→7.6に上昇。そんなに変わらないだろうと思っていたので結構驚き。
気をよくしたのでFF XIVにも挑戦。

フルHD設定のベンチで、1900程度→2900程度までこちらも大幅アップ。
ベンチの作りが微妙でスクリーンショットを撮るのが上手くいかず、入れ替え前のは撮るのを断念したので、入れ替え後の画像だけ。ちなみにスコア的には2500~2999は「普通」だそうです。orz
まぁ入れ替え前は「やや重い」なのでそれを思えば…

ちなみにDiablo3は7750でも7770でもフルHDで概ね快適にプレイできます。敵が大量に出たりするとカクついたりするのはどちらかと言うとCPUやネットワークのような気がする。
ただしテクスチャはLOW設定だったかな?

さて、こうなるとプライマリHDDのスコアが微妙に見えてきたので、安くなってきた120GBクラスのSSDを導入したいなぁという気持ちになりました。

ボーナス商戦につづく(?)